ファルコンストア、SaaS型のバックアップサービス基盤を提供へ

ファルコンストアは、オンラインでバックアップ/リカバリを行うサービス基盤を開発。サービス事業者向けに提供する。

» 2009年06月04日 12時08分 公開
[ITmedia]

 ファルコンストア・ジャパンは6月4日、オンラインでバックアップ/リカバリを行うサービス基盤「RecoveriOn Demand」を発表した。6月10日から同基盤を使ってサービスを提供する事業者向けに供給する。

 RecoveriOn Demandは、同社のバックアップ/リカバリ製品「FalconStor CDP」を使用して、ユーザー企業側でシステムの冗長化やバックアップソフトを導入することなく、WANを経由して短時間でのシステム復旧を可能にする。

 対象サーバにインスールするCDPエージェントがOSやデータのスナップショットを取得し、RecoveriOn Demandサービスセンターのサーバで継続的に保管する。最大255世代までのスナップショットを管理でき、差分バックアップ/リカバリを利用して、最短で10分以内に暫定復旧ができるという。

 同社ではサービス事業者向けの支援プログラムも用意。サービス事業者の事業計画や実施状況に基づいて、インフラや人員配置、価格設定や収支計算、管理インタフェースなどに関する支援を行う。

 初年度に10社、次年度に20社のサービス事業者に提供する計画。各サービス事業者を通じて、中小企業を中心に2年間で2000社の利用を見込む。

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