Microsoft、Windows部門トップにスティーブン・シノフスキー氏を指名Windows 7のリリースに貢献

これまでWindowsの技術面の責任者を務め、Windows 7のリリースに大きく貢献したシノフスキー氏がマーケティング面も統括するポジションに就いた。

» 2009年07月09日 07時57分 公開
[ITmedia]
sinofsky スティーブン・シノフスキー氏

 米Microsoftは7月8日、同社のWindows部門社長にWindows/Windows LiveグループでWindows 7の技術責任者を務めたスティーブン・シノフスキー氏を指名したと発表した。同氏がWindows、Windows Live、Internet Explorer(IE)の技術とマーケティングの両側面を統括する。

 シノフスキー氏は1989年にソフトウェアエンジニアとしてMicrosoftに入社し、Visual C++の開発に携わった後、Microsoft Office関連の役職を歴任し、2008年7月にWindows/Windows Liveエンジニアリンググループ担当の上級副社長に就任した。

 スティーブ・バルマーCEOは「シノフスキー氏は、Windows 7において、重要な製品を予定通り実現させる大規模チームを率いる能力を示した。同氏はWindows部門のリーダーにふさわしい」と語った。

tami タミ・レラー氏

 また同社は、Windows部門のCFO(最高財務責任者)を務めるタミ・レラー氏が、現Windowsビジネス上級副社長のビル・ゲッティー氏からマーケティング関連の責任を引き継ぐことも発表した。ゲッティー氏は2009年中に発表する予定の新たな上級職に移行するという。

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