ANA、ワークライフバランス実現に向けてデスクトップ仮想化サービスを導入導入事例

ANAが、社員の生産性向上や職場のイノベーションを推進・実現するIT環境として、新日鉄住金ソリューションズが提供するデスクトップ仮想化サービス「M³DaaS@absonne」を導入する。

» 2013年05月21日 17時03分 公開
[ITmedia]

 全日本空輸(ANA)が、デスクトップ仮想化サービスを大規模導入することを決定した。新日鉄住金ソリューションズとシトリックス・システムズ・ジャパン、ネットアップが5月21日に発表した。

 ANAが導入するのは、新日鉄住金ソリューションズが提供するデスクトップ仮想サービス「M³DaaS@absonne」。ANAでは2011年から、近年のデバイスの多様化や多種多様なコミュニケーションツールの登場、クラウドサービスの拡充などIT環境の変化に対応して、働き方の改革による生産性向上とワークライフバランスの実現に必要なIT環境を検討してきたという。

 具体的には、場所や時間やデバイスに縛られない自由度の高いワークスタイルを実現し、社員の生産性向上、職場のイノベーションを推進・実現するIT環境として、仮想デスクトップシステムの採用を決定。運用管理効率化、セキュリティ強化、コスト削減などを実現としてM³DaaS@absonneを導入することになった。

 M³DaaS@absonneは、新日鉄住金ソリューションズが提供するクラウドインフラサービス「absonne」上に、シトリックスのデスクトップ仮想化ソリューション「Citrix XenDesktop」を利用したクラウド型のデスクトップ仮想化サービス。ストレージにはネットアップのNetApp FASシステムを採用している。

 ANAでは今後、海外で業務を行っている社員も含めたグループ約1万1000人を対象に順次サービスの利用を始め、安全なBYODの活用も進めていく予定だという。

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