みなと銀行、勘定系システムの災害対策に富士通を採用

災害対策用の勘定系システムに富士通のアウトソーシングサービスを利用する。

» 2015年02月20日 13時00分 公開
[ITmedia]
サービス提供のイメージ(富士通)

 みなと銀行(神戸市)が勘定系システムの災害対策に富士通のアウトソーシングサービス「FUJITSU Financial Services Solution FSPS-DR」を採用することになった。富士通が2月20日に発表した。

 同行が採用するサービスは、災害対策用の勘定系システムを富士通のデータセンターに構築し、平常時には取引データのリアルタイムなバックアップを行えるほか、本番システムが被災した時には災害対策用のシステムの起動と切り替えなどを行う。

 富士通は、仮想化されたメインフレーム基盤上に複数の金融機関の災害対策用勘定系システムを構築することで、機関ごとに管理性やセキュリティを確保しつつ、低コストにサービスを提供する。金融機関では災害対策用の勘定系システムを全て自前で構築、運用するなどの必要性がなくなる一方、被災時に事業を継続できるようになる。

 災害対策サイトの本格稼働は10月になる予定だ。

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