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» 2018年06月07日 12時00分 公開

ディルバート(557):カッコいい死に様

企業向けに“ネット炎上保険”が登場するなど、リスク管理や危機管理の関心が高まる中、ボスも“風評対策”が気になるようですが……。

[スコット・アダムス,ITmedia]

“笑える死に方”から身を守る保険に入る気はないか?


なぜ私にこれが必要だと?


例えば動物園に行ってライオンの檻の中にサングラスを落としたとする


君は身をかがめてサングラスを取ろうとするが、その前にライオンに襲われる


「とんがり頭のアホ、森の王者に切り裂かれる」という新聞の見出しは見たくないだろう


なので、君が死んだ瞬間に私のエージェントがメディア向けのストーリーを組み立てる


今回のケースでいうと「地元男性、動物園に食費の節約法を教示」という感じにね


保険料は手が届く範囲なのか?

マスコット関連の死亡特約を入れなければ大丈夫だ


  


 この保険、日本ではさしずめ豆腐の角に頭をぶつけて死んだ場合に「限りなく柔らかい頭蓋骨を持った特異体質男性 不幸な事故に」とでも報道されるのでしょうか?

 そうやって、「糸を紡ぐ=spin」ように話を作り出すことを“spin the story”といいます。

 “spin”を使った慣用句は、他にもけっこうあり、例えば“take (the car) for a spin”は「車などを試乗する」こと、“put a spin on”は「話を都合のよいようにひねった解釈を加える」こと。

 また“spin off”というと、最近ではドラマの「スピンオフ」で意味をご存じの方も多いかと思いますが、映画以外でも、「会社や組織から一部を独立させて別の組織を設立する」ことをいいます。さらに“spin the drum”というと、イギリス英語で「家宅捜索」、いわゆる「ガサ入れ」のことを指します。

[翻訳・解説:Yvonne Chang]


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