ノイズキャンセリングヘッドフォンをしているから、聞こえないな
ノイズキャンセリングヘッドフォンをしているから、君が何を言っているのか皆目見当つかないんだよ
君の唇をちゃんと読めたとしたら、君は俺に「だっだ、バズゥ、よ!」と言っているようだな
もういい! このままだと私のプロジェクトは失敗するんだからね!
「対同僚防衛システム」はうまくいってるかい?
何言ってるか聞こえないよ
昨今のノイズキャンセリングヘッドフォンは性能がいいから、大事な音はちゃんと聞こえるはずですよ、ウォーリー?
“forget it”は文字通り「それは忘れて」ですが、「気にしないで」という軽い返事から、今回のような怒ったときに発する「もう、いい!」のようなせりふまで、さまざまな使われ方があり、状況によってニュアンスが変わりますので、文脈と相手の表情(表情が読める人なら……)で判断してください。
“work out”(ワークアウト)は、最近では“He works out at the gym every morning.”(彼は毎朝ジムでトレーニングする)のように「体を鍛える」という意味が浸透していますが、「うまくいく」とか「成功する」という意味もあります。例えば、“The marriage didn't work out.”(結婚はうまくいかなかった)、“Don't worry, it will work out.”(心配しなくてもうまくいくよ)のように使います。
また、「問題を解決する」という意味で“We need to work out this problem.”(この問題を解決しなければいけない)と使うこともできます。
職場のバトルファイターたち! 「ディルバート」連載一覧はこちらから
登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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