マーケティング部のベンが、新しいテレビCMのプレビューに来てくれた
オープニングでは、弱くてバカな男が数人いて、共通の問題を解決できずにいます
そこに、強くて自信のある女性が入ってきて、簡単に問題を解決します
なんで、あなたはそんなに弱くてバカなんですか? まるで偏見のカタマリのような人だ
もうボクは黙ります
始まったと思ったら、いち早く鎮圧された反逆だったな
まぁ、男が弱くてバカという設定に特に異論はありませんが……いやいや、それがダメか!?
“sexist”は、「性差別的な、男女差別を助長するような」という意味で、「性差別的主義者」を指すこともあります。
昨今は思いもよらない言葉や動作が差別的といわれることがあるので、注意が必要ですね。例えば、男性に対して「臆病者!」と非難するとき、“Don't be a sissy.”(女々しいことをするな・いうな)といったりしますが、これは「女の子みたいだ」という意味合いがあるのでNG表現です。いうならば、“He's a coward.”(彼は臆病者)というべきだそうです。
また、「度胸をつけろ」とか「大人になれ」という意味の表現に“grow a pair”(直訳すると「タマを生やせ」)というのがあり、この“pair”(1対、一組)は「男性の睾丸(2個1組の)」のことを指します。度胸をつけるのに別に睾丸は必要ないので、最近の教育の現場などでは、“grow a brain”(直訳すると「脳を成長させろ」)にあらためるようにアドバイスされるようです。
職場のバトルファイターたち! 「ディルバート」連載一覧はこちらから
登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
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