彼らがわれわれの知的財産を全て盗むことに同意するだけでいいんだ
彼らがわが社の知財を盗まない方が良いのでは?
おまえ、物事はもっと大局的に見にゃいかんぞ
彼らは、不法麻薬の出荷で何千何万ものわが国の市民を殺すのをやめることにも同意したんだぞ
で、彼らはそれをやめたんですか?
いいや、でもやるって言ってたさ
大局を見るべきはボスじゃないですか!? しかし、昨今このような“近視眼的ビジネス”を推し進める企業のなんて多いことか……。
“deal”とは、名詞として使うと、ビジネス上などの「取引」や「取り決め」「契約」のことをいいますが、他にも日常会話でいろいろな使い方がされている言葉で、「掘り出し物」や「お買い得品」という意味もあります。
例えばアメリカの街中の店舗で“(何々)deal”と書いてあるポスターなどを見たことある方もいらっしゃると思いますが、“2 for 1 deal”と書いてあったら「2つ買うと1つタダ」という意味です。
さらに、「大したことないよ」や「大げさだな」というときには、“It's not a big deal.”といいます。直訳すると「大きな取引ではない」という意味で、ここから、「気に止めるほどのことではない」という意味で使われるようになったようです。
同じように、“Big deal.”だけで、「何を大げさに言ってるんだよ」という意味で使うこともあります。
職場のバトルファイターたち! 「ディルバート」連載一覧はこちらから
- 登場人物紹介:ディルバート [Dilbert]
主人公のディルバートは独身エンジニアです。作者のスコット・アダムス氏がこのマンガシリーズを最初に紹介した文章では、「30歳くらいで、カリフォルニア北部のとあるハイテク企業に勤務している」となっています。
- 登場人物紹介:ボス [Pointed-haired Boss]
頭髪がとんがっていることから“pointed-haired boss”と呼ばれるボス。上司の悪いところを全部兼ね備えたすごい人です。公式解説によると、「生まれつき意地悪であざといわけではなく、努力してそうなった」とのこと。
- 登場人物紹介:ウォーリー [Wally]
ウォーリーはディルバート同じ部署で働くエンジニア。ディルバートと同じように、自分も昇進できないことはよく分かっていて、そのせいか会社への忠誠心はゼロ。仕事をできるだけサボることをいつも楽しみにしています。
- 登場人物紹介:ドッグバート [Dogbert]
ドッグバートはディルバートと同居している犬です。子犬の頃、収容所にいたところをディルバートに拾われたのです。ディルバートのぐちを聞いていることはありますが、大して恩義を感じているような素振りはありませんし、飼い主だとも思っていません。
- 登場人物紹介:アリス [Alice]
アリスは部署で唯一の女性エンジニア。作者のスコット・アダムス氏によると、パシフィックベル時代にアリスと同じようなヘアスタイルの女性の同僚がいて、その人がモデルになっているそうです。
- 登場人物紹介:アシュック [Asok]
アシュックはインターン。つまり学生なのですが、インターンシップでこの会社に勤めています。アショックは頭のいい好青年ですが、企業の現実や社内政治のことがまったく分かっていないため、からかわれたり、損をしたりしています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.