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失敗しないLED電球の選び方、シャープ“ELM”「DL-LA41N」E26、昼白色/昼光色(2/2 ページ)

» 2011年07月11日 20時04分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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 比較に使ったのはパナソニックの「パルックボール スパイラル 60形(昼光色)」で、全光束730ルーメンというスペックだ。

トイレ。左は電球形蛍光灯、右が「DL-LA41N」

 青みがかった電球形蛍光灯に比べて自然な色味で、明るさも十分だ。タンクの色もさわやかで清潔そうに見える。

廊下。左は電球形蛍光灯、右が「DL-LA41N」

 廊下も電球形蛍光灯に比べて明るく、床のフローリングの色も暖かい雰囲気だ。光の広がりもこれくらいのスペースなら十分だ。

和室。左は電球形蛍光灯、右が「DL-LA41N」

 トイレや廊下と違い、電球形蛍光灯よりも明るさが物足りない。中央部に比べて壁が暗く沈んで見える。

フルーツ。左は電球形蛍光灯、右が「DL-LA41N」

 テーブルの上(直下照度)に限れば明るさは十分だ。リンゴの黒い影が濃く出ているが、色味そのものはグレープフルーツやオレンジなどの黄色が鮮やかに見える。

洋室。左は電球形蛍光灯、右が「DL-LA41N」

 全体的に光の広がりが感じられる。フローリングの木目は自然な発色で、電球形蛍光灯よりも落ち着いた雰囲気だ。

フローリングの色が良く木目の多い部屋におすすめ

 同価格帯の中では突出した特長のないDL-LA41Nだが、フルーツなどの発色が自然で、壁の白もくっきりと見える。実売価格が同じNECの「LDA8N」やパナソニックの「LDA6NH」と比較すると緑色っぽさが少なく、フローリングの茶色が濃く見える感じで、木目の多い部屋には向いていると思う。

 光の広がりは狭い方ではないが、全光束が低めなのでリビングなどの広いスペースには少々厳しく、トイレや廊下などの場所で使うのがいいだろう。DL-LA41Nはシャープの白色系LED電球のラインアップ中、最安のモデルとなるが、そのコストパフォーマンスの高さは大きな魅力と言えるだろう。密閉形器具にも対応しているので、浴室などに使っても良いと思う。

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