前回までは各社の電球形LEDライトを1つずつ、計10製品を紹介してきた。白熱灯から交換する人が多いということで、今回は電球色(E26口金用)をピックアップしたが、同じ電球色でも製品ごとに色味や明るさ、配光角などに差があることが分かっていただけたかと思う。
商品名 | 消費電力 | 全光束 | 購入価格(購入時) |
---|---|---|---|
NECライティング“LIFELED'S”「LDA8L」 | 7.5ワット | 405ルーメン | 1780円 |
三菱電機オスラム“PARATHOM”「LDA7L-H」 | 6.9ワット | 405ルーメン | 1980円 |
パナソニック“EVERLEDS”「LDA7LA1」 | 6.9ワット | 450ルーメン | 2380円 |
シャープ“ELM”「DL-LA42L」 | 7.8ワット | 485ルーメン | 2380円 |
日立アプライアンス「LDA7LA」 | 7.3ワット | 350ルーメン | 2380円 |
東芝ライテック“E-CORE”「LDA7L」 | 7.2ワット | 485ルーメン | 2380円 |
パナソニック“EVERLEDS”「LDA7L-G」 | 7.2ワット | 390ルーメン | 3480円 |
シャープ“ELM”「DL-LA62L」 | 9.8ワット | 610ルーメン | 4380円 |
東芝ライテック“E-CORE”「LDA9L」 | 9.4ワット | 650ルーメン | 4480円 |
パナソニック“EVERLEDS”LDA9L-H」 | 9.2ワット | 650ルーメン | 4480円 |
そこで今回はこの特集のまとめとして、シチュエーションごとのベスト3ランキングを紹介したい。ランキングの評価基準は、明るさや色味、光の広がり方に加えて、消費電力の少なさやサイズなどのスペックも含めて総合的に判断した。好みに左右されやすい色味に関しては、筆者と担当編集、担当カメラマンの3人が協議の上で評価している。また、今回のLED電球を購入したヨドバシカメラマルチメディアAkibaの価格をもとに、コストパフォーマンスも材料の1つとした。
まずはトイレでのベスト3を紹介しよう。トイレは狭い空間なので明るさはそれほど必要ないが、くつろぐためのスペースでもあるので落ち着ける色味であってほしい。また、実際に利用していると、夜中にトイレに行った場合など、明るい製品ではまぶしく感じてしまうときもある。滞在時間が短い場所なので、製品自体の安さも重視したいところだ。
ベスト1に選んだのはNECライティングの「LIFELED'S LDA8L」。決め手は抜群のコストパフォーマンスだ。ヨドバシカメラマルチメディアAkiba店にて実売価格1780円と今回取り上げた中ではもっとも安く、さらにお得な2本パックも用意されている。消費電力は7.5ワットと少々高めだが、全光束は405ルーメンとそこそこ明るく、色味もさわやかで便器が清潔そうに見える。
2位のパナソニック「EVERLEDS LDA7L-A1」は消費電力が低いので、トイレで過ごす時間が長めの人にはおすすめだ。3位の東芝ライテック「E-CORE LDA7L」は、色合いが白熱灯に近く暖かく落ち着いた色合いを好む人に最適だと思う。消費電力もLDA8Lよりは低い。
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