家庭用の一般電球形LEDに早くから参入していた東芝ライテック。“E-CORE”「LDA7L」は、昨年10月に発売した同社の最新モデルだ。従来のE-COREシリーズは大きな放熱フィンが特長だったのが、このモデルからはフィンレスですっきりとした形状となり、大幅な軽量化も図られている。明るさと発色の良さで根強い人気があるE-COREシリーズだが、LDA7Lにもその良さは受け継がれていた。
今回の特集で取り上げたLED電球一覧(電球色、7〜9ワットクラス) | 消費電力 | 全光束 | 購入時の価格 |
---|---|---|---|
NECライティング“LIFELED'S”「LDA8L」 | 7.5ワット | 405ルーメン | 1780円 |
三菱電機オスラム“PARATHOM”「LDA7L-H」 | 6.9ワット | 405ルーメン | 1980円 |
パナソニック“EVERLEDS”「LDA7LA1」 | 6.9ワット | 450ルーメン | 2380円 |
シャープ“ELM”「DL-LA42L」 | 7.8ワット | 485ルーメン | 2380円 |
日立アプライアンス「LDA7LA」 | 7.3ワット | 350ルーメン | 2380円 |
東芝ライテック“E-CORE”「LDA7L」 | 7.2ワット | 485ルーメン | 2380円 |
パナソニック“EVERLEDS”「LDA7L-G」 | 7.2ワット | 390ルーメン | 3480円 |
シャープ“ELM”「DL-LA62L」 | 9.8ワット | 610ルーメン | 4380円 |
東芝ライテック“E-CORE”「LDA9L」 | 9.4ワット | 650ルーメン | 4480円 |
パナソニック“EVERLEDS”LDA9L-H」 | 9.2ワット | 650ルーメン | 4480円 |
まとめ:シチュエーション別、LED電球“使える”ランキング | |||
LDA7Lは東芝ライテックの従来のイメージを一新するようなシンプルな形状で、白熱灯に近いデザインとなった。重量は従来型よりも約39%も軽量化されて、73グラムと今回の特集で紹介する中ではもっとも軽い。一方でサイズはそれほど変わらず、60(外径)×108(全長)ミリとLED電球としては標準的なサイズだ。
全光束は485ルーメンと低価格帯の中では明るめだが、消費電力は7.2ワットと低め。パッケージには「一般電球40ワット形相当」と書かれている。定格寿命は4万時間で、調光器具や断熱材施工器具には非対応となっている。
価格はヨドバシカメラマルチメディアAkibaでは2380円だったが、通販サイトでは約1600円と2000円を切る価格で販売している店が少なくない。ちなみに同店では、下位機種の「LDA6L/2」もまったく同じ値段で売っており、他店を見てもLDA7Lとの価格差はわずかだった。LDA6L/2は、全光束380ルーメン、6.3ワットというスペック。ただし密閉形および防湿形、防湿・防雨形の器具に対応しており、LDA7Lよりも使える器具の種類が幅広い。浴室などの密閉形器具で使いたい場合は、LDA6L/2をおすすめしたい。
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