東芝ライテックの一般家庭用LED電球(電球色)の中でもっとも明るいのが、今回紹介する“E-CORE”「LDA9L」だ。今年2月に発売されたばかりの最新モデルで、従来の最上位モデルだった「LEL-AW8L」に比べて全光束が向上し、サイズも小さくなっている。
今回の特集で取り上げたLED電球一覧(電球色、7〜9ワットクラス) | 消費電力 | 全光束 | 購入時の価格 |
---|---|---|---|
NECライティング“LIFELED'S”「LDA8L」 | 7.5ワット | 405ルーメン | 1780円 |
三菱電機オスラム“PARATHOM”「LDA7L-H」 | 6.9ワット | 405ルーメン | 1980円 |
パナソニック“EVERLEDS”「LDA7LA1」 | 6.9ワット | 450ルーメン | 2380円 |
シャープ“ELM”「DL-LA42L」 | 7.8ワット | 485ルーメン | 2380円 |
日立アプライアンス「LDA7LA」 | 7.3ワット | 350ルーメン | 2380円 |
東芝ライテック“E-CORE”「LDA7L」 | 7.2ワット | 485ルーメン | 2380円 |
パナソニック“EVERLEDS”「LDA7L-G」 | 7.2ワット | 390ルーメン | 3480円 |
シャープ“ELM”「DL-LA62L」 | 9.8ワット | 610ルーメン | 4380円 |
東芝ライテック“E-CORE”「LDA9L」 | 9.4ワット | 650ルーメン | 4480円 |
パナソニック“EVERLEDS”LDA9L-H」 | 9.2ワット | 650ルーメン | 4480円 |
まとめ:シチュエーション別、LED電球“使える”ランキング | |||
電球色で600ルーメンを超える大光量モデルを早い時期からリリースしていた東芝ライテック。その最新モデルであるLDA9Lは全光束650ルーメンを実現し、全光束600ルーメンだった旧モデルの「LEL-AW8L」に比べて、さらに明るさが増した。
違いは全光束だけでない。サイズもLEL-AW8Lの全長119ミリに対してLDA9Lでは107ミリとコンパクトになった。外径は60ミリのままで変わってはいないが、重量も160グラムから133グラムへと軽量化されている。
外観では溝の深い大型の放熱フィンが目立つ。最近ではLDA7Lのように放熱フィンのないシンプルなモデルも登場しているが、LDA9Lについては従来の東芝ライテックのデザインを踏襲している。ただし全長が短くなった分だけ、いくらかすっきりしたデザインには見える。
消費電力は、LEL-AW8Lの8.7ワットに対して、LDA9Lは9.4ワットに増えている。電球色で650ルーメンというと次回で紹介するパナソニックの“EVERLEDS”「LDA9L-H」が達成しているくらいで、ほかではあまり見かけない。ただしこの光量でも白熱灯の60ワットに比べると全光束は低く、パッケージには「一般電球40W形相当」と記載されている。
定格寿命は4万時間で、密閉形器具や調光器具には対応していない。ヨドバシカメラマルチメディアAkiba店での実売価格はパナソニックのLDA9L-Hと同じ4480円で、前回紹介したシャープの「DL-LA62L」に比べると100円だけ高い。
実際に取り付けて試してみよう。今回の特集では、トイレ・廊下・リビング(和室)・果物・ライトスタンド(洋室)の5パターンで撮影した。比較に使用したのはパナソニック製の白熱灯(60ワット)。
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