究極の3Dテレビ実現に向けて
リアルタイムに情報を書き換える新ホログラム材料を開発、3D映像再生も可能に
青山学院大学理工学部科学・生命科学科の阿部二朗教授、石井寛人研究員らは、JST課題達成型基礎研究の一環として、リアルタイムで物体の3次元情報を記録・再生可能な新しいホログラム材料の開発に成功した。
空間に自然な3D画像を作り出すホログラフィーは、すでにクレジットカード等の偽造防止などに活用されている。光を当てると3D画像が浮かび上がるもので、展示やアート作品にも使われてきたが、動画再生を実現する材料開発が課題となっていた。
今回の開発では、光を照射すると瞬時に着色し、光を遮ると速やかに無色に戻る高速フォトクロミック化合物を独自に開発。これを応用して、暗号をリアルタイムで記録・再生できるホログラム材料の開発に成功した。物体の動きに応じて古い情報が消失し、新しい情報がリアルタイムに記録されるため、3D映像の再生も可能になるという。
またこの材料は大面積スクリーンにすることも可能であるため、新しいタイプの3D映像表示システムや光コンピュータ素子、エンターテインメントへの利用が期待される。なお、今回の研究成果は英国時間で11月7日にネイチャー・パブリッシング・グループ(NPG)が発行する「ScientificReports」で公開される。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
日本人の大腸がん、約半数に“腸内細菌の毒素”が関与 40歳以下の発症は7割 東大・阪大が200人を全ゲノム解析
-
2
初めての一眼にフルサイズを選びたい、でも高くて重いのは嫌……「EOS R8 Mark II」はそういう人のためのミラーレスだった
-
3
AnthropicのAI、未解決殺人事件で警察に虚偽の情報提供 米政権は「通知と是正は義務」と警告
-
4
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
5
MicrosoftのナデラCEO、「SIモデルは“内部リスク”として扱うべき」とXに投稿 統制はモデルの外に置くよう提言
-
6
「お前たちのクラウドはわれわれのもの」 IDCFクラウドの管理画面に出た攻撃者のメッセージ 内容に運営元は
-
7
YouTube、収益化基準を2027年に大幅引き上げへ 新規参加条件が従来の2倍に
-
8
「ポートピア連続殺人事件」完全新作 ファミコン版フルリメイク+新シナリオ 堀井雄二総監督
-
9
「コミューン」不正アクセスでLINEヤフー、Sansan、パナソニックでも会員情報漏えいの可能性
-
10
JR東日本、「えきねっと」「ビューカード」などで漏えいか メルアドなど最大609万件 IDCFへの不正アクセスで【追記あり】
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR