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最大11.1chのサラウンドをヘッドフォンで楽しむ新技術、DTSが発表

» 2013年01月09日 19時21分 公開
[ITmedia]

 DTSは、ヘッドフォンで最大11.1chのバーチャル・サラウンドを実現するという「DTS Headphone:X」を発表した。「2013 International CES」の展示会場でデモンストレーションを行う。

 PCやカーオーディオなど、同社がさまざまな分野に展開しているポストプロセッシング技術(事前の信号処理)を強化・応用した。従来のヘッドフォンとは異なり、サウンドを“外面化”することにより、⽿から聴いた⾳が頭の中でなっているのではなく、⾃分の周りを⾼品質スピーカーが取り巻いているように聴こえるという。

 米DTSの製品&プラットフォーム担当シニア・バイス・プレジデント、Geir Skaaden(ギア・スカーデン)氏は、「DTS HDオーディオ・コーデックの特性を活用し、映画館や映画のミキシング段階での体験を正確にシミュレートすることにより、最⾼のサラウンドサウンド体験を得られる」と話している。

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