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DTSのストリーミング楽曲再生技術「Play-Fi」がWindowsをサポート2013 International CES

» 2013年01月09日 18時00分 公開
[ITmedia]

 DTSは1月9日、Wi-Fiによるストリーミング楽曲再生技術「Play-Fi」について、これまでのAndroid版に加え、新たにWindows向けドライバーを提供すると発表した。

「Play-Fi」のロゴ

 Play-Fiは、対応するホームオーディオシステムに対し、Android端末などから楽曲をストリーミング再生するというもの。いわば“Android版のAirPlay”だ。ただし、AppleのAirPlayが1対1の接続になるのに対し、Play-Fiは1対多の構成が可能。例えば、各部屋に設置した対応スピーカーに対して1台のAndroidスマートフォンから楽曲をストリーミング再生できる。

Play-Fi対応スピーカー「PS1」。米国では199ドルで販売されている(左)

 DTSでは、2012年秋からPlay-Fi技術をオーディオメーカー向けに提供しており、すでにDTSの子会社である米Phorusから、Play-Fi対応スピーカーシステム「PS1」や既存オーディオシステムをPlay-Fi対応にするレシーバー「PR1」が登場している(日本では未発売)。

 また今回は、Android版でインターネットラジオをサポートすることも発表された。DTSでは、米ラスベガスで開催中の「2013 International CES」にPlay-Fiブースを構え、オーディオメーカーに訴求する構えだ。

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