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好きな声に変更できる「ココロボ」が登場

» 2013年06月12日 22時11分 公開
[ITmedia]

 シャープは6月12日、ロボット掃除機“COCOROBO”(ココロボ)の新製品「RX-V90」を発表した。6月下旬にオープン価格で発売する。あわせて「音声カスタマイズ」も開始する。

「RX-V90」。ボディーカラーはプラチナピンク

 部品の効率的な配置により、直径を30.4センチとコンパクトにした高機能モデル。より小さな「RX-V60」(29.9センチ)もあるが、RX-V90は掃除機能の向上と稼働時間の長さが特長となる。内蔵バッテリーにより最長稼働時間はRX-V60の約50分から倍の約100分にまで伸び、3LDK(掃除可能面積30畳相当)を1回で掃除できるという。

 掃除機能では、ゴミの多いエリアを検知すると自動的に吸引力を上げる「ゴミセンサー」や部屋の広さを測定する「超音波センサー」などを搭載。小さくなったボディーでイスの脚の間もくぐり抜けながら部屋を掃除する。

「COCOROBO Voice Maker」

 また人工知能「ココロエンジン」を備え、音声認識機能を使って声による操作やコミュニケーションが楽しめる。対応言語は日本語のみ(標準語、関西弁)。「音声カスタマイズ」は、ココロボの声を好みの声に変更したいというニーズに応えるもの。6月下旬に提供されるWindows用ソフト「COCOROBO Voice Maker」(無料)を使い、SDカードに子どもの声やペットの鳴き声を録音する。SDカードをCOCOROBO本体のスロットに差し込めば、COCOROBOの声が変わる仕組みだ。

本体のSDカードスロット

 なお、音声カスタマイズは昨年発売した「RX-V100」でも利用できるが、こちらはUSBメモリーを用意する必要がある。

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