ダイソンが新型キャニスター掃除機「DC63」を発表――2層のサイクロンで「フィルターに頼りすぎない」
ダイソンは4月9日、新しいキャニスター型掃除機「DC63」を発表した。2層構造の「2 Tier Radial Cyclone」(2ティアーラジアルサイクロン)により、ハウスダストに含まれる微細なホコリまで確実に捉えるという。4月17日から全国の家電量販店などで販売を開始する。価格はオープンで、店頭では7万4800円(税別)からとなる見込みだ。
従来機「DC48」と比べると、サイクロンの数は10個から24個へと大幅に増え、上下2層構造となった。これは、「個々に小さなサイクロンを使うことで製品そのもののサイズをコンパクトにできる」ため。またサイクロン自体を小さくすると空気が流れるスピードが向上して分離効率も上がり、小さな粒子をエアフローから取り除くことができるという。「0.54マイクロメートルという微細なゴミを99%分離できる」。99%とは、1000個の微細なゴミがあれば990個以上をサイクロンシステムで空気の流れから切り離せるという意味だ。
「サイクロンによる分離能力が向上したことで、“フィルターに頼りすぎない”掃除機になった。ここがポイントだ」(同社)。
フィルターの目詰まりは吸引力の低下に直結するが、DC63は多くのゴミを吸い込んでもフィルターはきれいなまま。このため吸引力が持続し、掃除後のメンテナンスも楽だという。なお、サイクロンシステムを逃れてしまった粒子は後段のHEPAフィルターに到達し、ここで0.3マイクロメートルまでの粒子が捉えられる。「HEPAフィルターは空気清浄機と同じものを使用している。DC63から出てくる空気はクリーンだ」。
サイクロンの動力は、ダイソンオリジナルのデジタルモーター「ダイソン デジタルモーターV4」。1150ワットで1万1000回転という強力なモーターで、7年をかけて開発したという。
新製品に合わせ、2つの新しいツール(用途に合わせて選択できるヘッド部分)も用意した。ブラシに炭素繊維素材を取り入れた「カーボンファイバーソフトブラシツール」は、静電気を防ぐのに効果的だという。また「リーチアンダーツール」は、その名の通り届きにくい場所の掃除がしやすい。DC63では付属ツールとカラーの異なる3モデルを用意しており、この2つのツールは最上位パッケージの「DC63 モーターヘッド コンプリート」に付属する。
| 製品名 | DC63 モーターヘッド コンプリート | DC63 モーターヘッド | DC63 タービンヘッド |
|---|---|---|---|
| カラー | ニッケル/ブルー | ニッケル/レッド | サテンフューシャ/ブルー |
| 付属ツール | タングルフリー タービンツール、カーボンファイバーソフトブラシツール、リーチアンダーツール、フトンツール | コンビネーションノズル | コンビネーションノズル |
| 本体サイズ | 193(幅)×361(奥行き)×253(高さ)ミリ | ||
| 本体重量 | 2.75キログラム | ||
| 参考価格 | 9万3800円(税別) | 8万3800円(税別) | 7万4800円(税別) |
| 発売日 | 4月17日 | ||
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