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オンキヨー、同社初のポタアン「DAC-HA200」を7月上旬に発売

» 2014年06月16日 21時53分 公開
[ITmedia]
ポータブルヘッドフォンアンプ「DAC-HA200」

 6月16日、オンキヨーが同社初のポーターブルヘッドフォンアンプ「DAC-HA200」を7月上旬より発売すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は3万円前後(税別)の見込み。

 アルミのボディやDAC(バー・ブラウン製「PCM5102」)は、資本・業務提携するティアックの「HA-P50」をベースにしているが、オペアンプを新日本無線の「MUSES8920」に変更している。

 最大96kHz/24bit対応のハイレゾ再生に対応しており、iOS/Android/PCと連携できる。入力端子は2基のUSB(Type AとMicro Type B)、光デジタル/ステレオミニ兼用で、ステレオミニのヘッドフォン出力端子を備える。

 前面に音量調節ダイヤルがあり、PCと接続してUSB DACとして利用可能だ(96kHz/24bitまで対応)。Android搭載機は、端末がAndroid Open Accessory Protocol 2.0(AOA2.0)に対応していればUSB経由でデジタル出力の再生が行える(48kHz/16bit)。iPhoneやiPad、iPodといったiOS搭載機は、同社のiOS専用アプリ「HF Player」から96kHz/24bitまでのハイレゾ再生が可能だ(通常、有料の「HDプレーヤーパック」が不要)。

 インピーダンスは8〜600オームで、最大出力は145ミリワット×2(32オーム)/60ミリワット×2(300オーム)/35ミリワット×2(600オーム)となっている。リチウムイオンバッテリーを内蔵し、約8時間(デジタル入力時)の駆動に対応する。充電はUSB端子経由で行える(充電は付属のUSB-DCケーブル使用時で約8時間)。

 サイズは64(幅)×21.7(高さ)×112(奥行き)ミリで重量は210グラム。スマートフォンと一緒に持ち歩くためのラバーバンドやUSBケーブル、充電ケーブルなどが付属する。

HIGH/LOWのゲインセレクターを前面に装備
背面に充電端子がある

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