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JVC、カナル型イヤフォン「FXTシリーズ」に3機種追加「HA‐FXT200LTD」「HA-FXT200」「HA‐FXT100」ツインドライブがさらに進化

» 2014年10月22日 14時34分 公開
[フォレスト・ヒーロー,ITmedia]

 JVCケンウッドは10月22日、低域用と中高域用の2つのダイナミック型ドライバーを搭載したカナル型イヤフォン、JVC「FXTシリーズ」に3機種を追加投入すると発表した。価格はすべてオープン。店頭想定価格は、上位モデルの数量限定版「HA-FXT200LTD」が1万6000円前後、上位モデル「HA-FXT200」が1万4000円前後、エントリーモデル「HA-FXT100」が9500円前後(いずれも税別)で、11月上旬に発売予定だ。

写真左より順に、上位モデルの数量限定版「HA-FXT200LTD」、上位モデル「HA-FXT200」、エントリーモデル「HA-FXT100」

 2011年発売の「HA‐FXT90」をベースに、振動板の応答速度を高める新たなマグネット構造とチタンコート振動板を採用した「Hi-SPEEDツインシステムユニット」と呼ぶ独自機構を3機種すべてに搭載したのが特徴だ。加えて、ブラス(真ちゅう)ユニットベースやスパイラルドットイヤーピースなど細部のパーツにまでこだわり、低域から高域まで厚みのある高解像度サウンドを実現するという。

HA‐FXT200の構造イメージ

 さらに、HA‐FXT200/200LTDには、各ユニットに3つのマグネットを配置した業界初の「トリプルマグネット」構造を採用し、音の解像度を飛躍的に高めたとうたう。また、ユニット前方の空気室の容積を最適化するアコースティックチューブチャンパーを搭載したことにより、リニアリティを向上させることで低音域から中高音域まで忠実に再現するという。

 なお、数量限定版のHA-FXT200LTDには、限定仕様としてゴールドカラーのオーナメントと銀コートOFC線の編組コードを採用した。

主な仕様

型名 HA‐FXT200/200LTD HA‐FXT100
型式 ダイナミック型
出力音圧レベル 105デシベル/ミリワット 104デシベル/ミリワット
再生周波数帯域 6〜2万6000Hz 7〜2万6000Hz
インピーダンス 12オーム
最大許容入力 150ミリワット
コード 1.2メートル(Y型)銀コートOFC ※LTDのみ網編 1.2メートル(Y型)OFC
入力プラグ 3.5ミリL型ステレオミニ
質量(コード含まず) 約6.9グラム 約6.5グラム
付属品 イヤーピース(S/M/L)各2個、キャリングケース イヤーピース(S/M/L)各2個、キャリングポーチ

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