2015 CES
ソニーのランプ型スピーカー「シンフォニックライトスピーカー」を試聴した
「2015 International CES」のソニーブースで、ランプ型のスピーカー「シンフォニックライトスピーカー」を試聴した。住空間を活用しながら新しいオーディオ・ビジュアル体験を目指す「Life Space UX」の新しいコンセプトモデルだ。
ソニーは、ちょうど1年前の「2014 International CES」で「Life Space UX」を発表した。その後、日本国内でも展示が行われてきた超短焦点タイプの4Kプロジェクター、シーリングスクリーン、テーブルトップスクリーンのほか、昨年9月の「IFA 2014」ではポータブルタイプの超短焦点プロジェクターとLED電球型スピーカーが紹介されている。
そして今回、「Life Space UX」に新たに加わったのが「シンフォニックライトスピーカー」。日本国内で2008年の6月に発売された無指向性スピーカー“Sountina”(サウンティーナ)「NSA-PF1」とコア技術を共有する小型のランプ型スピーカーだ。
Sountinaは、約1メートルの有機ガラス管を振動させ、360度に音を広げるというもの。ガラス管の下端に複数の“加振器”を配置し、管をそれぞれ独立して振動させることで音を鳴らす「バーティカルドライブテクノロジー」が搭載されている。そして「シンフォニックライトスピーカー」のプロトタイプでは、最新世代の加振器を搭載するとともに、サスペンションのバネの構造を見直し、コンパクトな筐体(きょうたい)ながらクリアでパワフルなサウンドを実現した。
CESの特設会場でデモを試聴する機会を得たが、中高域が驚くほどにクリアで低域の輪郭描写も明確。立体的な音像が浮かび上がる。なお、試聴したテーブルトップスタイル(スタンドタイプ)のほか、ペンダントタイプやフロアタイプも用意されていた。
基本的にはスマートフォンやタブレットと接続するワイヤレススピーカーで、モバイル端末内の音楽を再生できる。また複数の部屋に配置し、1台のモバイル端末からのソースをマルチルーム配信したり、逆に同じ部屋に複数台を設置して楽曲再生や調光を連動させることも可能だという。
商品化について具体的な時期は決まっていないが、「単なるコンセプトの紹介ではない。本格的な商品化を視野に入れた製品として今回は紹介している」(ソニー担当者)という。住空間にさり気なく溶け込むスピーカーとして、色々な用途が浮かんできそうな面白い製品だ。
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