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オンキヨー、米i.am.plusと次世代オーディオソリューションの共同開発で合意

» 2015年02月12日 16時12分 公開
[ITmedia]

 オンキヨーは2月12日、米i.am.plus electronics, inc.および同社の創立者であるwill.i.am(ウィル・アイ・アム)氏と次世代オーディオソリューションの共同開発に関する覚書を締結したと発表した。i.am.plusが手がけるスマート製品と連携するオーディオソリューションを開発する。

i.am.plusのWebサイト

 オンキヨーによると、同社はwill.i.am氏が手がけるウェアラブル製品の革新性に着目し、コンタクトをとったという。i.am.plusの「i.amPULS」は、デュアルコアCPUと1.7インチのディスプレイを搭載したスマートウォッチ。BluetoothやWi-Fiで他の機器と連携するほか、単体でもインターネットに接続できる通信手段を備えている。現在、AT&T、ESRI、Nuance、Q2、Qualcomm、Salesforceなどと協業して開発している。

will.i.am氏

 創立者のウィル・アイ・アム氏は、エンターテイナーであり、起業家でもある。音楽面ではヒップホップグループ「The Black Eyed Peas」の設立者でフロントメンバーとしても知られる。一方でアップルが買収した米Beats Electronicsの創立時の株主であり、2011年から2013年まではインテルでクリエイティブ・イノベーションのディレクターを務めていた。現在は3D Systemsのチーフ・クリエイティブ・オフィサーでもある。

 オンキヨーでは、共同開発する具体的な製品やサービスは挙げていないものの、「近年目まぐるしく変化するオーディオ市場に迅速に対応し、音質の良さはもちろん利便性も兼ね備えた画期的な製品開発を行っていく」とコメントしている。

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