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» 2015年06月30日 20時30分 UPDATE

東京ドーム約4個分:「ムーミン」のテーマパーク、2017年に埼玉県飯能市宮沢湖でオープン

2017年に埼玉県飯能市にて「ムーミン」の世界観を楽しめる複合型施設がオープンする。広さは東京ドーム約4個分となる約18万7000平方メートル。

[村上万純,ITmedia]

 フィンテック グローバルは6月30日、埼玉県飯能市の宮沢湖を中心とするエリアに、トーベ・ヤンソンの作品「ムーミン」をテーマにしたテーマパーク「Metsa」(メッツァ、aはウムラウト付き)を建設すると発表。2017年のオープンを目指す。

photo 「ムーミン」をテーマにしたテーマパーク「Metsa」(メッツァ)のイメージ

 同社は2013年に連結子会社ムーミン物語を設立しており、Metsa建設にあたり、飯能市と「地方創生に関する基本協定」を締結。宮沢湖の周辺土地約18万7000平方メートル(東京ドーム約4個分)を西武鉄道から6億円で購入する予定だ。

 飯能駅は池袋駅から西武池袋線特急レッドアロー号で40分の距離で、飯能市中心部から宮沢湖周辺までは約3キロとなっている。

 メッツァはフィンランド語で「森」という意味。ムーミンの世界にある雄大な自然だけでなく、美術館、リゾート、公園、レジャー施設などあらゆるものを包含する森のような存在を目指す。

photo メッツァの概念
photo メッツァのコンセプト

 トーベ・ヤンソンの故郷フィンランドにあるムーミンワールドを除き、ムーミンを主題にした施設は世界初。フィンテック グローバル 代表取締役社長 玉井信光氏は、「宮沢湖と周辺の森林は、ムーミンの世界観を体現するにふさわしい雄大な自然。遊園地というよりは、公園のようにみんなが集える憩いの場所にしていきたい」と語った。

photo フィンテック グローバル 代表取締役社長 玉井信光氏

 同施設では、ムーミンの世界を体験できる「ムーミンゾーン」と、誰もが無料で宮沢湖の自然を堪能できる「パブリックゾーン」という2つのエリアを展開。

photo 2つのエリアを展開

 玉井氏は、「パブリックゾーンでは数十の小さい店舗を構え、商品は世界中から公募する。湖が見え、北欧料理が食べられるレストランも提供したい」と説明する。一方ムーミンゾーンでは、「ムーミンワールドなどの屋内型施設や美術館などを参考にしながら、ムーミン屋敷、グッズショップ、レストランを始めとする作品の世界観を体験できる複合型施設を目指す」と語った。

photo パブリックゾーンのイメージ
photo ムーミンゾーンのイメージ
photo 北欧料理を提供する予定
photo フィンランドにあるムーミンワールドを参考にする

 記者向けに開催された発表会では、埼玉県飯能市長 大久保勝氏、西武鉄道 代表取締役社長 若林久氏、フィンランド大使館 公使参事官 ヤーッコ・レヘトヴィルタ氏らも登壇。「世界に向けて飯能市の魅力を発信していきたい」(大久保氏)「緑あふれる新たな観光拠点として多くの方に訪れていただきたい」(若林氏)「日本とフィンランドは柔軟ながらも強いつながりがある。子供の成長に寄与できるような施設になってほしい」(レヘトヴィルタ氏)など、それぞれが熱い思いを語った。

photo 左からフィンランド大使館 公使参事官 ヤーッコ・レヘトヴィルタ氏、ムーミン、埼玉県飯能市長 大久保勝氏、フィンテック グローバル 代表取締役社長 玉井信光氏、西武鉄道 代表取締役社長 若林久氏

 なお、フィンテック グローバルは投資事業を中核とする企業で、玉井氏は「建物投資については外部資金が別途必要で、具体的にはアトラクションごとのスポンサーシップを募っていく予定だ」と説明した。

photo ムーミン物語の会社概要

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