ある程度掃除をしたところで、「スマートなボディだから、ゴミがあまりためられないのでは」という不安が頭をよぎりました。キャニスター型ならたまにゴミを捨てれば良かったですが、スティック型だとこまめにゴミ捨てをする必要がありそう。いちいち面倒だなぁ、手が汚れると嫌だなぁと思っていたのですが、ゴミ捨ては予想していたほど大変ではありませんでした。
ダストカップをパカッと外し、フィルター上部の中央にあるハンドルをつまみます。バネになっているこのつまみを手前に引っ張ると、ホコリが下にドサッと落ちます。ちょっと楽しいので無駄にびよんびよんさせたくなります。まさか掃除機のケアが楽しいと思う日が来るなんて。
でも、ほかのスティック型掃除機の方がダストカップを開閉させるだけだったり、フタを開いてゴミを落とせば良かったりと、作業自体は簡単です。個人的にはそこまで不便さは感じませんが、もともとスティック型掃除機を使っている人とは意見が分かれそう。
でも、ブラシに絡まった髪の毛や糸くずを自動で取り除く「ブラシロールクリーン機能」はほかの掃除機にはない機能。ヘッドの右にある「PRESS」スイッチを足でグッと長押しすると、手を汚さずにブラシがキレイになります。でもちょっと音がうるさいので、夜使うと家族に怒られそう。
普通の掃除機としても使い勝手のいいエルゴラピードですが、掃除機中央部を外すとハンディクリーナーとしても使えます。その際の重量は1.2キロ。正直ちょっと重いけど、長時間使うものじゃないしと割り切ればそこまで気にならないかも。
ハンディスタイル用として付属するノズルは、布団ノズル、ホース、ロング隙間ノズル、布用ノズルの4種類。布団、車の中、ソファの隙間、本棚の上の方など、高いところや狭くて手の届きにくいところなどもキレイにできます。高いところは手が疲れてきますけど、これまでの掃除機では入り込めなかった隙間にグングン入れるのは便利です。
ただしこの4つのノズル、置き場所に困りました。収納ケースはなく、毎日使うものでもないので自分で保管場所を確保しないといけません。油断するとすぐになくしてしまいそう。収納ケース、同梱(どうこん)して欲しかったです……。
「掃除機をかける」という作業、個人的にはかなり気が重い家事の1つだったのですが、その気持ちがずいぶん晴れました。やはり気付いたときに手軽にサッと使える快適さがいいです。これなら掃除の頻度も上がって常に部屋をピカピカの状態に保てるはず……。が、頑張ります!
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