東芝ホームテクノは9月3日、「備長炭かまど本羽釜」を採用したIHジャー炊飯器「RC-4ZWJ」を発表した。少人数世帯向けの2.5合炊き。価格はオープンで、実売想定価格は8万5000円前後(税別)。16年1月上旬に発売する。
内釜には、羽から上の空間を広く取ることで沸騰初期の加熱量を高め、連続加熱・沸騰を可能にした「備長炭かまど本羽釜」を採用。高い強度と熱伝導性の良さが特徴だ。バランスの良い硬さと粘りで炊きあがるため、米の甘みは従来比で約12%向上しているという。内釜の周囲の羽は、熱を閉じ込めて羽から下の空間を高温に保つ。
小容量でもおいしく炊きあがるように、3.5合以下モデルでは最高クラスの消費電力1000ワットの高火力を採用した。「おすすめ」「しゃっきり」「もちもち」「やわらか」と4つのモードを搭載するほか、麦ご飯専用コースも備える。麦ご飯は12時間まで保温できる。操作部は凹凸のない静電タッチパネルを採用し、直感的な操作が可能だ。
本体サイズは220(幅)×289(奥行き)×180(高さ)ミリ、重量は約3.9キロ。しゃもじとしゃもじ立て、計量カップ(約1合用、約0.5合用)が付属する。
タッチパネルの代わりにオレンジ液晶を搭載する下位モデル「RC-4ZWJ」も合わせて発表した。実売想定価格は6万5000円前後(税別)。11月中旬に発売する。カラーはグランホワイトとグランブラウンの2色を用意した。
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