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» 2017年02月09日 16時54分 UPDATE

耳をふさがないイヤフォン「アンビー」はファッションアイテムを目指す

ambie(アンビー)が耳穴をふさがないイヤフォン「ambie sound earcuffs」を発表した。耳を挟むように装着するアクセサリーのようなイヤフォンだ。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 ambie(アンビー)は2月9日、耳穴をふさがないイヤフォン「ambie sound earcuffs」(アンビー サウンドイヤカフ)を発表した。価格は5500円(税別)で、同時に販売も開始している。

「ambie sound earcuffs」(アンビー サウンドイヤカフ)

 ambieは、ソニービデオ&サウンドプロダクツとベンチャーキャピタルのWiL Fund I,L.P.が共同出資して2017年1月に設立したスタートアップ企業。「人と音の関わり方を変えていく。」を企業理念として音声に関わる製品の設計と製造、販売を手がける。その製品第1弾がアンビー サウンドイヤカフだ(以下、アンビー)。

 アクセサリーの「earcuffs」(イヤカフ)にあやかって名付けられたイヤフォンは、耳を挟むように装着すると内側にある小さな穴から音が出る仕組み。外部の音と音楽がミックスされて聞こえるのが特徴だ。

内部構造。ダイナミック型ドライバーの音を音導管で耳穴の直前まで持ってくる仕組みだ
装着イメージ

 大量の耳の寸法データを元に設計されたという“ユニバーサルな曲面”で多様な形の耳にフィットする。また固さの異なるシリコンを組み合わせ、されに特殊な表面加工を行うことでやわらかな装着感を実現したという。またケーブルにはリモコンとマイクがあり、スマートフォンと組み合わせてハンズフリー通話も可能だ。

発表会にはゲストとして高橋メアリージュンさん、高橋ユウさんが登壇。イヤカフの装着感について、「フィット感はあるけれど負担はない。忘れてそのまま本番に出てしまいそう」と話していた

 ambieの松本真尚社長は、耳をふさがないために外音を遮らず、外部の情報や人とのコミュニケーションを阻害しない点が大きなメリットだとアピール。「従来のイヤフォンで音楽を聴いていると、車の接近や駅のアナウンス、デスクワーク中の電話や同僚の声も聞こえない。聞き逃せない音が聞こえないという不安や不便を感じることがある」と指摘した上で、周囲とコミュニケーションをとりながら、“自然の音や空気に音楽を重ねる”という新しいスタイルを提案した。

 ambieでは、イヤカフをアクセサリー感覚のファッションアイテムとして提案していく。「マイハートホワイト」「アスファルトブラック」「カクタスグリーン」「トイップブラウン」「スタンプオレンジ」「ポップスカイ」という6つのユニークなカラーバリエーションをそろえ、表面には「サラサラのコーティング」(開発責任者の三原良太氏)を施した。

6つのカラーバリエーション

 ソニーブランドではなく、あえて新会社を設立したのも、「新しい販売チャネル、新しいライフスタイルで今までとは違う売り方をするため」(松本氏)だ。同日より自社のWebサイトのほか、蔦屋家電、ロンハーマン、チャーリーバイスといったセレクトショップで販売を開始している。

左から開発責任者の三原良太氏、高橋メアリージュンさん、高橋ユウさん、松本真尚社長

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