カレンダーは、今日の日付には下線が入るので何日なのかがすぐに分かる。また、下部の「六曜」ボタンを押すと、「大安」「仏滅」「友引」など選択した六曜に該当する日にちの下線が一斉に点滅する。六曜の切替は「−」「+」ボタンを押して選択する。
この製品の一番の売りである祝日表示機能については、該当する日の数字の左横に小さな日の丸のマークが表示される。マークのサイズについては、少し小さめに感じるが、あまり大きいと目立ちすぎて邪魔になるので、これくらいがちょうど良いのかもしれない。この点については人それぞれなので、できれば購入前に店頭で確認することをおすすめする。なお、祝日については、ハッピーマンデー制度や、2016年からスタートした「山の日」にも対応している。
このほか、気温と湿度表示も付いているので、室内の環境を簡単に確認できる。気温・湿度センサーは、温度精度が±1℃、湿度精度が±3%とのこと。
液晶画面の見やすさについては、モノクロ液晶でバックライトも無いため、少し暗さを感じるものの、画面が大きく情報の配置も整理されているので見にくいとは思わなかった。
2週間ほど使ってみたが、操作ボタンも分かりやすく、マンスリーカレンダーに加えて、電波時計による正確な時刻表示や、気温・湿度表示、六曜表示など機能も豊富で、不満に思った点はとくになかった。
祝日が表示されるのも実に便利で、連休の予定などを立てやすい。ただ、1つ気になるのは、将来、祝日が追加・変更された場合の問題だ。この製品は、2014年の5月30日に改正された「国民の祝日に関する法律」に準拠しているとのことだが、この先、ずっとこのまま変わらないということは考えにくい。何らかの措置で祝日に変更が起きた場合、最新の祝日が反映されていないと困るので、買い換える必要も出てくるかもしれない。
上記の点に納得できるのであれば、省電力の祝日対応カレンダーとしてぜひおすすめだ。「第○曜日」表示など、細かい部分までよく考えられているので、日常の曜日・日時の確認に便利に使えるだろう。
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