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» 2017年04月12日 15時05分 UPDATE

シャープが70V型の8Kディスプレイを発表――2018年に民生用8Kテレビを投入へ

[ITmedia]

 シャープは4月12日、70V型の8Kディスプレイ「LV-70002」を発表した。価格はオープンプライスで、6月30日から受注を開始する(受注生産品)。

「LV-70002」。実売想定価格は800万円前後

 LV-70002は、7680×4320ピクセルの8K解像度を持ち、放送向けのHDR規格となるHLG(Hybrid Log-Gamma)に対応した初のディスプレイだ。画面を細かいエリアに区切ってLEDバックライトの輝度制御を行うローカルディミング技術「メガコントラスト」を搭載。映像を解析し、光源や光を受けて反射する“輝き”部分を見つけて輝度を向上させる仕組みで、ピーク輝度は1000cd/m2を実現したという。

 また、Ultra HDTVやスーパーハイビジョンに求められる色域規格ITU-R BT.2020をカバー。量子化ビット数12bitに対応するなど「8Kスーパーハイビジョンに求められる表示能力を備えた」(同社)

「メガコントラスト」技術の概要

 なお、LV-70002は地上/BS/CS110°対応のデジタルチューナーを内蔵しているが、現在実施されている8K試験放送を単体で受信することはできず、“8Kディスプレイ”という扱いになっている。試験放送を受信するためには、BS17chに対応した同社製チューナー「TU-SH1050」が必要だ。

シャープの高度広帯域衛星デジタル放送受信機「TU-SH1050」。既に4K/8K試験放送で活用されているが、型番を付けて改めてリリースされた。想定価格は700万円前後

 シャープは、2015年10月に世界初の85V型8K映像モニター「LV-85001」を投入したが、より低コストで導入できるLV-70002とチューナーをそろえることで、2018年12月に予定されている4K/8K実用放送に向け、高精細映像の制作を促進する考え。あわせて同社では、実用放送のスタートまでに対応チューナーを内蔵した民生用8Kテレビを投入する計画を明らかにした。「4Kにはない8Kの魅力と感動をいち早く提供できるのが液晶だ」(同社)

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