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» 2017年04月26日 06時00分 UPDATE

プロ向け動画性能に実用的な6Kフォト、パナソニックの容赦ないフラッグシップ機「DC-GH5」 (1/5)

[荻窪圭,ITmedia]
「GH5」を構えているの図。動画に強いフラッグシップ機とはいえ、マイクロフォーサーズ機としては少々大きめ。右手で左手の薬指ごとグリップしているのはちょっと謎だが、面白いのでそのまま採用
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 2016年秋から2017年春にかけてのフラッグシップミラーレス一眼新製品ラッシュはすごかった。

 富士フイルムに「X-T2」を皮切りに、オリンパスの「E-M1 II」、パナソニックの「GH5」、そしてソニーの「α9」と立て続けに四天王っぽく誕生。どれもミラーレス機の欠点を補いつつ、長所を伸ばしたカメラでああったわけだが、今回レビューするのはその1つ「DC-GH5」。

 細かい事だが「DC-GH5」。それまでパナソニックのカメラは「DMC-〜」だったが2017年からMが抜けたのである。

 GH5のスゴさは、プロ向けの動画性能と6Kフォト。

 使ってみてびっくりの機能である。

6Kフォトは4Kフォトの2倍は実用的に!

ハイエンド機ならではの質感がいいDC-GH5。作るもしっかりしていて防塵防滴で耐低温設計だ。レンズはキットレンズではなくライカブランドの「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S」(長い!)を装着してみた。GH5にはこっちのレンズの方が似合う。

 まずはGH5の速さを堪能しよう。

 GH5のセンサーは4/3型で2033万画素。

 像面位相差AFセンサーは搭載されておらず、コントラスト検出AFのみである。ただ、独自の空間認識AFでAFはすこぶる速い。さっと合う。コントラスト検出方式が苦手なシーンではピントが抜けちゃうこともあるが、基本的にすこぶる快適である。特に動体の捕捉性能が上がっており、動体に追従しながらの撮影は快適だ。

AF-Cモードで連写した中の1枚。かなりギリギリまで追従してくれる(60mm 1/1300秒 F4 ISO200)
連写の様子をサムネイルで。途中高架下に入ってアンダーになったがAEもしっかり追従

 普通に迫ってくる被写体はかなり近くまできても追従してくれるし、AEも追従するので暗いところに入っても対応してくれる。

 こっちへ歩いてくる猫もOK。

こちらへ歩いてくる猫をターゲット追従AFで追ってみた(42mm 1/800秒 F3.9 ISO640)

 AFエリアは225点に増え、フォーカス枠専用のジョイスティックが搭載された。ジョイスティックでもタッチパッドAFでも好きな方を使ってAFポイントを動かせる。

 AF-C時の追従は、追従感度やAFエリア切替感度を細かく設定可能だ。

 AF追従連写は秒9コマを実現。追従しないなら秒12コマ。

 でも連写するなら6Kフォトである。

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