「ポケモンGO」の最大レベル到達で何が変わる?(2/2 ページ)
「ポッポマラソン」や「しあわせタマゴ」が不要に
一方で、レベル40に到達してXPの獲得が不要となることで、しあわせタマゴを使ってポケモンを短時間にまとめて進化させる、いわゆる「ポッポマラソン」は不要になる。ポッポマラソンはおろか、500XPをゲットするためにポケモンを進化させる必要自体がなくなる。これがレベル40前後での最も大きな変化かもしれない。
それゆえポケモンは、基本的には捕まえたその場で(あるいは集まったところで一気に)博士に送ってアメと交換することになる。将来的にアメ2倍のキャンペーンが行われるのを見越して手元にキープしておくという考え方もあるが、ボックスの上限もあるので難しい。
アメが不要なポケモンはさっさと博士に送り、アメが2倍になるとうれしいポケモンはボックス上限までキープしておく……という両にらみが有効だろう。
筆者が失敗したのは、しあわせタマゴを買い込みすぎて余らせてしまったことだ。半額キャンペーンの際に買い込んだため、コインの消費は最小限で済んでいるが、40個を超える在庫があったところにレベル40到達で4個が追加されたため、合わせて50個近い在庫が無駄になってしまった。
もちろん、しあわせタマゴを使うことはできるのだが、使う必要がないありさまだ。もしレベル39も半ばとなったタイミングで40個も50個も余しているようであれば、大盤振る舞いで使ってしまったほうがよいだろう。
俺たちの戦いはこれからだ
ここからは余談になるが、1年1カ月かけてレベル40に到達して思うのは、よくこれだけポケモンGOへの興味が持続したな、ということだ。
筆者はもともとゲームはほとんどしないうえ、いわゆる団塊ジュニア世代でポケモンブームのころには成人していたので、ポケモン関連作品の知識は全くなかった。
実際、ポケモンGO以前に知っていたポケモンといえばピカチュウ、あと例の一件でポリゴンの名前を記憶しているくらいで、それ以外の知識は皆無に等しい。エヴァブームのころ、エヴァの楽曲を目当てで音楽番組を見ていたときに「めざせポケモンマスター」がよく流れていたのが記憶にあるくらいだ。
それがポケモンGOをきっかけに、最初のテレビシリーズに興味を持って視聴したり(Amazonプライムビデオで無料になっていたのが大きい)、映画の最新作が初代のリメークだと聞いて見に行ったり、さらには放映中のテレビシリーズ「ポケットモンスター サン&ムーン」まで見始めたほどだ。
最近のエピソードで初代シリーズのキャラクターであるカスミとタケシが再登場した際、「カスミとタケシなつかしいなー」などとつぶやいたりと、ここまで来ると記憶の捏造(ねつぞう)も甚だしい。そのうち小学生時代にゲームボーイで初代の「ポケットモンスター 赤・緑」をプレイしていた偽の思い出が醸成されるかもしれない。
そんなわけで、ポケモン世代の人がよく発する「ポケモンの知識がないのにポケモンGOをやって楽しい?」という問いに対しては、自信を持って「楽しい」と言える。
リアルタイムでゲーム、アニメと楽しんできた人に比べると深く楽しめていない部分はあるだろうが(例えば、バタフリーなどはアニメの「バイバイバタフリー」のエピソードを当時見たか否かで思い入れが全く違うというのはその通り)、それでもポケモン図鑑の収集、レベル上げ、ジムバトルなどなど、思い思いの楽しみ方ができる優秀なゲームだと思う。
現在行われている伝説ポケモンの配布が終われば、いずれ第三世代のポケモンが登場するのだろうが、少なくともそこまではプレイし続けることになりそうだ。さしあたっては、ここ1年であからさまに老眼が進行したのが、ポケモンGOの影響である可能性が大であるため、足腰が強くなる代わりにこれ以上視力が衰えることがないよう、気を付けていきたいと考えている次第だ。
最後になるが、「ユーザーが高齢化しており、若年層が全くついてきていない」とよく言われるポケモンGOだが、今回の記事執筆にあたって2016年9月、ゲームのリリースから1カ月後に東京上野の不忍池周辺で撮影した写真と、先日の横浜みなとみらいのイベントで撮影した写真を見比べてみたところ、ユーザーの年齢層はほとんど変化していないように感じられた。
正確に言うと、高齢化というのはリリース1カ月後の時点で既に起こっていたようで、40代半ばである筆者よりも明らかに世代が上の人たちが多数見受けられる。
その一方で、最近追加されたレイドバトルのせいか、これまであまり見られなかった10~20代のユーザーの姿をちらほらと見かけるようになったのも、最近の変化の1つだ。
リアルタイムでポケモンを経験していない上の世代を取り込むことには成功しているものの、10~20代を取り込めていないと言われたポケモンGOだが、若干風向きが変わってきたようにも感じる。こうしたユーザー層にまつわるデータもまた1人のユーザーとして気になるところだ。
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