パナソニックは、米国ラスベガスで1月8日(現地時間)に開催したプレスカンファレンスで、欧州で今年発売するコンシューマー向け新製品群を披露した。このうちミラーレスカメラでは、現行「DC-GH5」の派生モデルとなる「DC-GH5S」を発表した。
DC-GH5Sの特徴は、「デュアルネイティブISOテクノロジー」と呼ばれる新技術を採用した新開発のイメージセンサーにより、「LUMIX史上最高の高感度画質」(パナソニック広報)を実現したこと。また4K動画記録は世界で初めて、プロフェッショナル動画記録モードである最大4096×2160ピクセル(DCIが定めた4K解像度)の「Cinema 4K/60p記録」や、クロマフォーマット4:2:2、各色10bitによるCinema 4K/30p記録をサポートする。GH5ではCinema4K/24p(4:2:2/10bit)、または最大4K(3840×2160ピクセル)までだった。さらに深層学習を採用した「人体認識」機能により、被写体が後ろや横を向いてもフォーカスを自動で合わせ続けるという。
DC-GH5Sは、米国と欧州で2月に発売予定。価格はボディ単体で2499ドル(約28万円)を見込んでいる。なお、日本での販売については「検討中」だ。
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