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Microsoft、Windows 7の企業向け機能を紹介

» 2009年03月05日 09時32分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは3月4日、次期OSのWindows 7の企業向け機能に関する同社の開発姿勢と幾つかの新機能について、公式ブログで説明した。

 開発チームはWindows Vista開発時の経験を生かし、6カ月かけてビジネス市場のトレンドや顧客のニーズを分析して機能を確定し、混乱を避けるためにリリース予定をパートナーに告知してきた。4000以上の開発および新興成長市場の顧客をリサーチした結果、リスク管理、コンプライアンス、モビリティに関する機能が求められていることが明らかになったという。

 これを受け、Windows 7には幾つかの新機能が追加された。「BitLocker To Go」は、PCだけでなく、USBメモリなどのポータブルデバイスに保存されたデータを保護する機能。「AppLocker」では、管理者がGroup Policyを通じてシステムを管理できる。また「Windows PowerShell 2.0」のスクリプティングおよび自動化機能により、現在Windows Vistaで使っているツールや技術をWindows 7でも利用できるという。そのほか、ユーザーがいつでもどこからでもデータにアクセスできるようにする「BranchCache」「Direct Access」「Federated Search」「Enterprise Search Scopes」などが追加される。

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