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» 2009年03月09日 13時14分 UPDATE

Googleよりも賢い(?)ナレッジエンジンが5月に登場

理論物理学者スティーブン・ウルフラム氏の「Wolfram|Alpha」は、「円周率の300けた目は?」といった質問に答えてくれるという。

[ITmedia]

 理論物理学者で数学ソフトを扱う米Wolfram ResearchのCEO、スティーブン・ウルフラム氏が、新たな検索技術「Wolfram|Alpha」を限定公開した。

 Wolfram|Alphaは5月に公開予定で、現在は少数のユーザーにのみ公開している。

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 このプロジェクトは、アルゴリズムや自然言語解析などを活用して、「円周率の300けた目は?」といった事実に関する質問に回答する「計算型ナレッジエンジン」を目指している。ウルフラム氏は具体的な仕組みを明らかにしていない。

 Wolfram|Alphaのデモに参加した検索エンジンの専門家ノバ・スピバック氏は、この検索エンジンは「Googleのように答えを含む文書を返すのでもなく、Wikipediaのような巨大なデータベースでもなく、Powersetのように単に自然言語を解析して文書を検索するのでもない」としている。Wolfram|Alphaは、「ティンブクトゥはどこの国にあるか」「水素原子の陽子は幾つか」「今月のシアトルの平均降水量は?」「ISSはどこか」「GOOG(Google)の株価が300ドル以上だったのはいつか」といった事実に関する質問に回答してくれるという。

 スピバック氏は、Wolfram|Alphaは幅広い質問への答えを提供し、データベースから答えを探すのではなく回答を計算するという点でGoogleよりもずっとスマートだとしている。「WebにとってGoogleと同じくらい重要かもしれない」「Googleの人がこれを見たら驚いて、欲しくなるだろう」と賞賛している。

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