米司法省は3月31日、日立ディスプレイズの幹部1人を、Dell向けに販売する液晶パネルの価格を操作したとして起訴したと発表した。
この幹部は、2001年1月から2004年12月31日ごろまで、DellのノートPC用液晶パネルの国際的な価格カルテルに参加し、シャーマン法(独占禁止法)に違反したとされている。
この液晶カルテル問題では日立ディスプレイズ、シャープ、LG Display、Chunghwa Picture Tubesの4社およびその幹部8人が起訴されており、これまでの罰金額は合計で5億8500万ドル以上に上る。日立ディスプレイズは3月に価格カルテルへの関与を認め、3100万ドルの罰金を支払うことに同意した。
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