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Microsoft、低価格携帯向けアプリプラットフォーム「OneApp」発表Twitterも使える

» 2009年08月25日 09時39分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは8月24日、Twitterをはじめとするさまざまなサービスを「Feature Phone」で利用できるようにするアプリケーション「Microsoft OneApp」を発表した。Microsoftでは、スマートフォンより低価格で、HTMLとWAP(Wireless Applicatoin Protocol)をサポートする携帯電話をFeature Phoneと呼ぶ。新興成長市場の携帯ユーザーに快適な環境を提供するのが目的としている。

 OneAppは容量や機能に制限があるFeature Phone向けにゼロから設計されており、クライアントソフトの占有メモリはわずか150Kバイト。ユーザーは携帯にインストールした無料のOneAppクライアントを通してTwitter、Facebook、Windows Live Messengerほか人気のアプリやゲームを利用できるという。利用できるアプリはパートナーとの提携により今後増えていくとしている。また同アプリではクラウドサービスも利用できる。現在対応する携帯はNokiaの6300やSamsungのU900 Soul、Sony EricssonのC510など。まず南アフリカのキャリアBlue Label Telecomsとの提携により、同国でサービスを開始する。

 Microsoftは年内に、開発者向けにOneAppで稼働するアプリを作成するためのソフトウェア開発キット(SDK)を公開する。OneAppのアプリはJavaScriptやXMLといった業界標準によって開発できるという。

 OneAppはMicrosoftが2003年に立ち上げた「Unlimited Potential」(UP)プログラムの一環。同社はこのプログラムで、ITによる万人への社会的、経済的支援の提供を目指している。

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