　Googleが独自の携帯電話の製造を検討しているといううわさが流れている。うわさの出所はNortheast SecuritiesのITアナリスト、アショク・クマー氏で、クライアント向けのメモで「Googleは年内に自社ブランドのスマートフォンを、来年初めにNetbookを立ち上げる」と予測している。同氏によると、これらデバイスにはAndroidとQUALCOMMのSnapdragonプロセッサが搭載されるという。

There Really Might Be a Google Phone. No Seriously!（GIGAOM）

「紙の雑誌は終わり」――休刊になったGourmetの編集者語る

　出版社Conde Nastは先に、購読者100万人を抱えていたグルメ雑誌「Gourmet」を休刊した。同誌の編集者ラス・ライシェル氏は、旅行、自動車、金融、宝飾品など高級品の広告が減少したためと話している。「今あるような紙の雑誌は存在しなくなると思う。雑誌の提供する豊かな体験は別のプラットフォームに移るだろうけど、それはオンラインではない」

Gourmet Editor Ruth Reichl: Print Magazines Are Toast（Silicon Alley Insider）

Disneyが「DVDキラー」（？）を開発

　Walt DisneyがDVDプレーヤーではなくPCや携帯電話でコンテンツを見るための技術を開発している。コードネームで「Keychest」と呼ばれ、「物理メディアを所有」することから「コンテンツへのアクセス権を所有」する方向へとシフトするものだ。消費者は料金を払って映画やテレビ番組への永久アクセス権を取得し、Webや携帯機器、CATVサービスなど複数のプラットフォームでコンテンツを視聴できる。クラウドを利用しているため、ユーザーはコンテンツをPCにサーバ上に置くことができる。Keychestはこれにより、映画ダウンロードの普及を阻んでいる「ダウンロードしたコンテンツをPC以外で再生するのが難しい」「PCのHDD容量に限りがある」という2つの問題の解決を目指している。Keychestは来月発表されるという。

Disney Touts a Way to Ditch the DVD（Wall Street Journal）