ユーザー数250万人を超える人気1位のmixiアプリ「サンシャイン牧場」を運営する中国Rekoo Mediaは11月10日、日本法人Rekoo Japanを10月27日付けで設立したと発表した。日本ユーザー向けのサポートなどを行う。
日本法人は、Rekooと投資会社インフィニティ・ベンチャーズの合弁企業で、資本金は非公開。社長はインフィニティ・ベンチャーズ共同代表の小野裕史氏が兼任。まずは2〜3人規模でスタートし、日本ユーザー向けサポートや、中国本社で行っている開発のサポート、モバイル版の動作検証、日本市場向け新企画の提案などを行う。
Rekoo Mediaは、2007年に北京で設立した社員数60人のソーシャルゲームメーカー。mixiアプリのほか、中国のSNSや米Facebookなど世界のSNSにアプリを提供しており、1日アクティブユーザー数は世界合計で1200万人に上るという。「世界ナンバーワンのソーシャルゲームプロバイダーになることが目標」と、11月9日、来日して会見したRekooのパトリック・リウ社長は話す。
会見に同席したミクシィの笠原健治社長は、「日本法人設立で、サービスが加速すると期待している」と話していた。
サンシャイン牧場の開発や運営はこれまで通り、中国のRekoo本社が中心となって行う。今後は、家畜が生んだ卵をエッグタルトに料理して売ったりできる「工場」システムを導入したり、野良犬をペットにできる機能などを追加する計画。mixiが11月にリリース予定の課金プラットフォームにも対応する予定だ。
同社はmixiアプリ向けに、動物を育てるアプリ「動物パラダイス」も提供中。今後は、街を作って育てる「サンシャインタウン」(仮)や、海を探検し、魚と出会ったりして楽しむ「サンシャイン深海」(仮)といった新アプリも提供する計画だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR