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» 2009年11月24日 19時36分 UPDATE

ORF2009:Twitter生かした研究いろいろ “iPod touchが生えた庭”も

つぶやきを表示して交流を促すテーブルや、会場全体が分かる“iPod touchの庭”など、「ORF2009」ではTwitterを活用したさまざまな展示や取り組みがあった。

[小笠原由依,ITmedia]

 慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の研究成果を一般公開する「Open Research Forum 2009」(11月23、24日)は、Twitterをフル活用していた。Twitterの専用アカウント「@sfc_orf」で情報発信していたほか、Twitterと連携したテーブルや、つぶやきを表示する“iPod touchの庭”といった展示もあった。

Twitterフックに交流を 「Twittable」

photo Twittable

 「GO7 Twittable」は、Twitterのつぶやきを表示し、来場者同士のコミュニケーションを活性化させるテーブルで、先導研究センターの児玉哲彦研究員が開発した。円形テーブル中央に、タッチパネル式円形ディスプレイを配置。来場者が自分のTwitterアカウントを登録し、つぶやきを表示する。

 登録したアカウントのつぶやきは円を描くようにディスプレイ上を動く。テーブルを囲んだ人同士でTwitterアカウントを登録すると、つぶやきを通じて相手が何に興味を持っているのかが分かり、話題を喚起する。

 登録アカウント同士のフォローを手伝う機能も。テーブルに表示された「FOLLOW ALL」というアイコンをタッチすれば、表示アカウント同士を自動でフォローする仕組みだ。

つぶやきを表示する“iPod touchの庭”

 会場に入ってすぐに目に留まるのが大量のiPod touchで構成した庭「ORF NAVI」だ。たくさんの丸いベースから、iPod touchがいくつも草のように生えているという不思議な空間だ。

photo ORF NAVI
photo 各研究室の展示内容を見ることができる
photo Twitterでつぶやかれたつぶやきも

photo 会場に設置されたディスプレイには、惑星を模した画像(ORF 2009のメインビジュアル)を表示。惑星には各テーマごとに土地が割り当てられており、iPod touchを触って振動を起こすと、割り当てられた土地に生えた草も揺れる。iPod touchの加速度計を利用した

 丸いベースは展示エリアで、それぞれに生えているiPod touchでは各研究室の展示ブースの内容を表示。どのエリアのどの研究室のブースで何が見られるか――といった情報をチェックできる。会場全体を俯瞰するために、ORF2009実行委員会が製作した。

 Twitterとも連携。各研究室固有のハッシュタグ入りでつぶやきが投稿されると、iPod touch上にも表示されるされる。つぶやきはSFCのサーバでいったん受け取り、iPod touchに転送しているという。

ORFの“なう”を切り取る「断面新聞」

photo 断面新聞

 会場の一角に、パネルも展示もないブースがあり、学生たちがPCと向き合っていた。ORF2009の様子をその場で取材し、記事を執筆した新聞「断面新聞」の編集部だ。加藤文俊研究室の企画で、注目の研究室や会場内で目立ったトピックなどを紹介。取材含め3時間程度で作成し、1日2回配布。「ORFの“なう”を切り取る」という。

 同研究室では、地域活性化を目指し、さまざまな地域の人と関わりながら新聞や広告、ポスターなどを作ってきた。「チームで新聞を作ることでグループワークを学べる。締め切りを設定することで、追い詰められた時の火事場のバカ力を体験することもできる。その場で配るので相手の反応も見られる」(加藤教授)など、新聞作りを通して学生がさまざまな体験をできるのがメリットだという。

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