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Microsoft、Officeの操作をゲームで覚える「Ribbon Hero」を公開

» 2010年01月20日 16時02分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは1月19日、Officeの操作をゲーム感覚で学ぶ実験的プログラム「Ribbon Hero」を公開した。

 Ribbon HeroはOfficeソフトのアドインとして動作するゲームで、ユーザーがOfficeの機能の使い方を簡単に覚えられるよう支援することを目指している。Word、Excel、PowerPointの2007、2010βで利用でき、対応OSはWindows VistaおよびWindows 7。Office Labsのサイトから無料でダウンロードできる(ただし、実験的プロジェクトなのでサポート対象外となる)。

 Ribbon Heroでは、ユーザーがWordやExcelの機能を使うと得点が加算される。文字を太字にするなどの基本的な機能は得点が低く、スタイル設定などの複雑な機能ほど得点が高くなる。得点はWordなどのウィンドウの右上に表示されるRibbon Heroアイコンをクリックすると確認できる。

 Ribbon Heroが出す課題をクリアすることでも得点を稼ぐことができる。同ツールはユーザーがどの機能を使い、どの機能を使っていないかを分析して、お勧めの課題を提示する。課題は、例えば「行間を狭くする」といったもので、やり方が分からないときは「ヒント」ボタンをクリックすれば手順を教えてもらえる。

 Facebookとの連係も可能。ユーザーはFacebookのフレンドとRibbon Heroの成績を共有でき、競い合いながらOfficeの操作を学ぶことができる。

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