米Intelが米Googleと同じ時期に高度なサイバー攻撃を受けていたことが、同社が2月22日に米証券取引委員会(SEC)に提出した年次報告書で明らかになった。
報告書で同社は、「Googleが報告したのと同時期である2010年1月に、高度な攻撃を受けた。当社はこうした攻撃を調査し、再発防止に努めているが、こうした攻撃で情報が流出した場合、市場における当社の地位に影響が及ぶ可能性がある」としている。
Googleは1月に、高度に組織化されたサイバー攻撃に遭ったことを明らかにした。Googleによると、この攻撃はIT企業や金融企業など20社以上を標的にしたもので、その目的は中国の人権活動家のGmailアカウントに不正アクセスすることにあったという。米Adobe Systemsも同様の攻撃に遭ったことを明らかにしている。
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