米Facebookは2月25日、サードパーティー製アプリが同社の仮想通貨「Facebook Credits」を使って購入された場合、収益の30%を徴収すると発表した。
Creditsは、現在限られたユーザーと開発者の間でテストが行われている仮想通貨。ユーザーはこの通貨でゲームやアプリケーションなどの製品を購入でき、開発者はアプリを販売できる。決済には各種クレジットカードが使えるほか、18日にはPayPalの採用が発表されている。
現在Facebook上には50万以上のアプリがある。FacebookはCreditsを提供することにより、有料アプリの販売を促進する。同社は開発者の収入を増やすため、ユーザー教育やマーケティングなどを展開し、Facebookアプリのエコシステムに投資していくとしている。
AppleのApp StoreやGoogleのAndroid Marketなど、主なアプリストアでの配分も、開発者7割、運営者3割となっている。
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