米Amazon傘下のAmazon Web Servicesは4月7日、新サービス「Amazon Simple Notification Service(SNS)」のβ版提供を開始した。同社のクラウド内の更新情報をユーザーに手軽に配信できるサービス。
クラウドサービスを利用する開発者は、Webベースのインタフェースを使ってトピックの設定や配信先の登録などを行う。配信方法は、HTTP、メール、「Amazon Simple Queue Service(Amazon SQS)」から選択する。例えばWebアプリケーションのアップデートや障害情報などの告知に利用できる。
「Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)」およびAmazon SQSのユーザーが当面の対象だが、将来的には「Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)」や「Amazon SimpleDB」にも拡大する計画だ。
使用料は従量課金制で、最初のリクエスト10万件、HTTPでの告知10万件、メールでの告知1000件までは無料。その後は、リクエスト10万件当たり6セント、HTTPも10万件当たり6セント、メールは10万件当たり2ドルで、別途データ送受信料が掛かる。
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