AmazonのクラウドコンピューティングサービスEC2で、Microsoftの「Windows Server 2008」と「SQL Server 2008」がようやく利用できるようになった。
米Amazon傘下のWebサービス企業Amazon Web Services(AWS)は12月9日、クラウドコンピューティングサービスEC2で米Microsoftの「Windows Server 2008」「SQL Server 2008 Express」「SQL Server Standard 2008」が稼働できるようになったと発表した。現在運営しているすべての地域(米国と欧州)のインスタンスで利用可能。
ASP.NET、ASP.NET Ajax、Silverlight、Internet Information Server(IIS)などのMicrosoftのWeb関連ツールを使うことができ、AWS SDK for .NETを利用することでAmazon S3などAWSのほかのサービスと連係させることも可能だ。
価格は、Windows Server 2008が1時間当たり12セントから、SQL Server Standard Editionが1時間当たり1ドル8セントから。
現在EC2で利用できるOSは、今回加わったもののほか、Windows Server 2003、Linuxの各ディストリビューション(Fedora、CentOS、Debian、Gentoo、Red Hat、SUSE、Ubuntu)および米Sun MicrosystemsのOpenSolaris。
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