Amazon EC2で「Windows Server 2008」「SQL Server 2008」が利用可能に

AmazonのクラウドコンピューティングサービスEC2で、Microsoftの「Windows Server 2008」と「SQL Server 2008」がようやく利用できるようになった。

» 2009年12月11日 08時57分 公開
[ITmedia]

 米Amazon傘下のWebサービス企業Amazon Web Services(AWS)は12月9日、クラウドコンピューティングサービスEC2で米Microsoftの「Windows Server 2008」「SQL Server 2008 Express」「SQL Server Standard 2008」が稼働できるようになったと発表した。現在運営しているすべての地域(米国と欧州)のインスタンスで利用可能。

 ASP.NET、ASP.NET Ajax、Silverlight、Internet Information Server(IIS)などのMicrosoftのWeb関連ツールを使うことができ、AWS SDK for .NETを利用することでAmazon S3などAWSのほかのサービスと連係させることも可能だ。

 価格は、Windows Server 2008が1時間当たり12セントから、SQL Server Standard Editionが1時間当たり1ドル8セントから。

 現在EC2で利用できるOSは、今回加わったもののほか、Windows Server 2003、Linuxの各ディストリビューション(Fedora、CentOS、Debian、Gentoo、Red Hat、SUSE、Ubuntu)および米Sun MicrosystemsのOpenSolaris。

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