米AMDは4月15日、1〜3月期決算を発表した。前期(2009年10〜12月)から連続で黒字を達成した。
売上高は15億7000万ドルと、前年同期から33%増えた。純利益は2億5700万ドル。前年同期は4億1600万ドルの赤字だった。
分野別では、マイクロプロセッサの売上高が前年同期から23%伸びた。Acer、ASUS、Dellなど各社がAMDプロセッサ搭載機を拡大し、プロセッサ出荷量が増加したという。グラフィックスプロセッサ分野の売上高は前年同期比で88%増加した。主にモバイル向けのGPUの出荷が伸びたという。
PC市場が回復基調にあることがAMDの業績回復に貢献している。Gartnerの調査によると、1〜3月期は全世界でPC出荷台数が27%増加した。Intelも恩恵を受け、売上高を40%以上伸ばしている。
AMDは4〜6月期について、季節的要因によって売上高が減少する見通しだとしている。
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