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» 2010年06月09日 14時25分 UPDATE

Twitter、公式短縮URL「t.co」を今夏スタート

Twitterが独自のURL短縮サービスを発表した。短縮URLの悪用への対策と、広告ツイートの精度向上が目的だとしている。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Twitterは6月8日(現地時間)、公式短縮URLサービスを今夏に開始すると発表した。twitter.comおよびサードパーティー製アプリ上のツイートに含まれる全URLを「t.co」を含む短いURLにラップ(wrap:包む、折りたたむの意)するという。

 同社は3月に、ダイレクトメッセージ(DM)限定の短縮サービスを開始している。これは、DMを悪用したフィッシングの対策が目的で、DMに含まれるURLを「twt.tl」に変換し、不正サイトのブラックリストと照合してユーザーに警告するというものだった。同社はまた、4月に開催した開発者向けカンファレンス「Chirp」において、ユーザーの便宜を図るために独自のURL短縮サービスを検討していると発表していた。

 今回の発表は、上記の2つの動きの目的を達成するためのものだ。このサービスでは、例えば「http://www.amazon.com/Delivering-Happiness-Profits-Passion-Purpose/dp/0446563048」という長いURLは、SMS上では「http://t.co/DRo0trj」と表示されるようになる。ただし、twitter.comやアプリケーション上では「amazon.com/Delivering-」あるいは完全なURL、あるいはページのタイトルが表示されるという。つまり、すべてのリンクはいったん「t.co」というURLに変換されるが、必ずしもそのまま表示されるわけではないということだ。同社の第一の目的は短縮URLで生じる不明瞭さの排除であり、ユーザーにリンク先を明示することだとしている。

 また、同社はラップしたURLを広告プラットフォーム「Promoted Tweets」でも活用するという。リンクのデータを参照することで、ユーザーにどの広告ツイートを表示するかを決める評価軸「Resonance」の精度を向上させるのが目的だ。

 開発者向けプレビューは始まっており、開発者は夏の公開に向けてアプリケーションでのURLの表示方法を決めることができる。現在、開発者のテストをサポートするために@TwitterAPI、@rsarver、@raffiなどを含むTwitter社内のアカウントで短縮リンクを表示している。

t.co 現在はtwitter.comでも「t.co」と表示されている

 また、現在Bit.lyなどのサードパーティー製短縮URLを利用しているユーザーは、公式サービススタート後も、分析ツールも含めて使い続けられる。Twitterは短縮されたURLをラップする。

 なお、「http://t.co/」にアクセスすると、以下のように表示され、「詳細」をクリックすると新サービスの説明ページ(英文)に飛ぶ。

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