米Googleは12月9日(現地時間)、米AppleのタブレットiPadでGoogle DocsのPC版編集機能を利用できるようにしたと発表した。文書とスプレッドシートでPC版を選択すると、フォントの設定や関数の挿入ができる。
Googleは11月にモバイル版Google Docsに編集機能を追加しているが、基本的な入力に限定されていた(また、日本語版にはまだこの機能は搭載されていない)。今回は、モバイル版の機能を拡張するのではなく、iPadからPC版を選択できるようにした。
文書の場合は、表示ページの下に「閲覧端末:モバイル|PC」と表示され、PCを選択すると「ご使用のブラウザはGoogleドキュメントのPC版のすべての機能をサポートしてはいません。」という警告ページになるが、ここで「PC版の使用を続ける」をタップするとデスクトップ版の編集画面に切り替わる。
スプレッドシートの場合は、表示ページのファイル名の横に追加された「スプレッドシート表示に切り替え」をタップすると文書の場合と同様にデスクトップ版の編集画面に切り替わる。
実際に使ってみたところ、かなり反応が遅い上、コピー&ペーストができないなど、Google自身が言う通り利用できない機能もある。また、記事執筆現在日本語の入力には対応していない。とはいえ、仕事でiPadとGoogle Docsを使っているユーザーにとっては朗報といえるだろう。
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