米Googleは12月13日、Webブラウザ「Chrome」ならびにPC向けのOS「Chrome OS」の更新版をリリースした。深刻な脆弱性を修正するとともに、安定性などの向上を図っている。
Google Chrome Releasesブログによると、最新バージョンの「Chrome 8.0.552.224」(安定版およびβ版)と「Chrome OS 8.0.552.343」では5件の脆弱性を修正した。
このうちカーソルを処理する際の問題と、64ビット版Linuxのメッセージデシリアライゼーション問題の2件が高リスクの脆弱性となる。残る3件は中リスクが2件、低リスクが1件となっている。
WebブラウザのChromeはWindows、Mac、Linuxの各OSに対応。更新は自動的に適用されるが、ツールバーにあるレンチアイコンから「Google Chromeを更新」を選択しても更新できる。
企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR