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» 2011年01月25日 12時41分 UPDATE

「AppleがiPhone 5のサプライヤーを変更」と台湾紙

「Appleが円高を理由に付属イヤフォンのサプライヤーをフォスター電機からFoxconnに変えた」など、iPhone 5のサプライヤーが台湾の企業にシフトしていると報じられている。

[Nicholas Kolakowski,eWEEK]
eWEEK

 最近は米Appleの次世代iPadに関する憶測が盛んに飛び交っているようだが、同社の次期iPhoneをめぐるうわさもちらほらと流れている。

 中国語の経済新聞紙である台湾Economic Daily Newsはこの週末、AppleがiPhone 5向けの部品メーカーとしてFoxconn ElectronicsやFoxlinkなど数社を新たに追加したと報じている。製造を台湾や中国のベンダーに移せば、理論上、AppleはiPhoneの製造コストを抑えられることになる。

 「FoxconnがiPhone 5の付属イヤフォンの新しいサプライヤーになる」と台湾ニュースメディアのDigiTimesはEconomic Daily Newsの記事に基づき、1月21日付で報じている。「これまでは日本のフォスター電機がイヤフォンを納入していたが、円高の影響でAppleはコスト効率のよい供給元を探すことにしたようだ。iPhone 5向けのイヤフォンジャックソケットはFoxlinkが製造を担当する」

 Appleの秘密主義と同社のモバイル製品の人気の高さとがあいまって、Appleのスマートフォンやタブレット端末をめぐっては、新機種の発表前からさまざまなうわさが飛び交うのが常となっている。2010年の後半には、AppleがまだiPhone 4の販売に注力しているにもかかわらず、早くもiPhone 5をめぐるうわさがあれこれと広まり始めた。

 例えば11月には、英Financial Times紙が「次期iPhoneには独自SIMカードは搭載されない」と報じたが、それ以前には、AppleがオランダのSIMカードメーカーGemaltoと共同でiPhone用に独自のSIMカードを開発中という、まったく逆の内容も報じられていた。一方、ブログやアナリストの間でも、3G対応のFaceTimeからプロセッサのアップグレード版に至るまで、iPhone 5に搭載されるであろう機能についてありとあらゆることがうわさされている。

 大いに注目を集め、2010年6月にリリースされたiPhone 4は、販売台数も予想を上回る結果となった。同端末をめぐっては、アンテナの問題なども広く報じられたが、Apple幹部は同端末について「リリース当初から需要が旺盛で生産が間に合わない」と説明していた。同社COOのティム・クック氏は7月20日の決算発表電話会見で、アナリストや投資家に対し、「供給を増やしてほしいという人たちからの連絡で、わたしの電話は鳴りやまない。われわれは現在、作れるだけのiPhone 4をすべて販売している」と語っていた。

 ここ数年、AppleのiPhoneロードマップでは、毎年夏に新機種を発表してリリースするのが恒例となっている。だがAppleは先ごろ、Verizon向けにCDMA対応のiPhone 4を発表しており、これにより米国で長年続いてきたAT&TによるiPhoneの独占販売が終了したことで、iPhoneのロードマップにも影響が及ぶ可能性がある。同社は両キャリア向けのiPhoneをともに6月にアップグレードするか、あるいはそれぞれ時期をずらしてリリースする可能性もある。

 アナリストは概ね、Verizonとの提携はAppleにとって大いにプラスになると考えているようだ。調査会社iSuppliは1月11日付の調査メモにおいて、2011年にはVerizonのほか世界のCDMAキャリア各社を通じてCDMA版iPhoneが約1210万台出荷されるとの予測を示している。

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