米Microsoftは3月14日(現地時間)、予定通りWebブラウザ「Internet Explorer(IE) 9」の公式版をリリースした。ただし、東北地方太平洋沖地震の影響を受けている日本では、ネットワークに余計な負荷を掛けないよう配慮し、公開を延期した。
MicrosoftのIE9公開用特設サイト「Beauty of the Web」からは39カ国語版のIE9がダウンロードできるほか、新機能などを紹介するインタラクティブな製品ガイドなどが用意されている。
IE9のプレリリース版は4000万本以上ダウンロードされ、Windows 7で稼働するWebブラウザシェアの2%を占めたという。リリース候補(RC)版ユーザーからのフィードバックだけでも1万7000件を超え、Microsoftはこれらのフィードバックを公式版に反映させたとしている。例えば、低性能なPCでのパフォーマンスの向上、トラッキングプロテクション機能の強化などを追加した。
IEを利用しているWindowsユーザーは、Windows Update経由でのアップデートが可能。IE9のβ版およびRC版も、自動的にアップデートされる。
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