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AMD、最大16コア・32スレッドの超ハイエンドプロセッサ「Ryzen ThreadRipper」を発表 2017年夏以降出荷予定COMPUTEX TAIPEI 2017

» 2017年05月31日 13時45分 公開
[井上翔ITmedia]

 AMDは5月31日(台湾時間)、「COMPUTEX TAIPEI 2017」に開催に合わせて実施した報道関係者向け説明会において、ゲーミング・ハイエンド向けのハイエンドプロセッサ「Ryzen ThreadRipper(ライゼン・スレッドリッパー)」を2017年夏に出荷を予定していることを発表した。

Ryzen ThreadRipperの概要 Ryzen ThreadRipperの概要
Ryzen ThreadRipperを手にするジム・アンダーソン氏 Ryzen ThreadRipperを手にするAMDのジム・アンダーソン氏。アンダーソン氏は同社のコンピューティング・グラフィックス担当のシニアバイスプレジデントを務める

 Ryzen ThreadRipperは、最上位モデルで16コア・32スレッド構成となる。PCI Express 3.0のレーンは64個用意し、DDR4メモリコントローラは4チャネル分確保している。

 このプロセッサの動作には、新しいチップセット「AMD X399」を搭載するマザーボードが必要となる。同チップセットを搭載するマザーボードは、ASRock、ASUS、GIGABYTEやMSIなどから発売される見通しだ。

X399マザーボードを発売予定のメーカー X399を搭載するマザーボードを発売予定のメーカー
ASUSのROGブランドマザーボード 発表会場に参考展示されていたASUSの「ROG(Republic of Gamers)」ブランドのX399搭載マザーボード

 なお、今回の発表ではRyzen ThreadRipperの具体的なラインアップは発表されなかった。後日改めて発表するという。

取材協力:TAITRA

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