台湾貿易センター(TAITRA)と台北市電脳商業同業公会(TCA)は5月30日から6月3日(一部6月1日)まで、世界最大級のICT(情報関連技術)/IoT(モノのインターネット)関連の見本市「COMPUTEX TAIPEI 2017」を開催する。
37回目を迎える今回のCOMPUTEXでは、「AI(人工知能)とロボティクス」「IoTアプリケーション」「イノベーションとスタートアップ」「ビジネスソリューション」「ゲーミングとVR(仮想現実)」の5つをメインテーマに据え、これらのテーマに合致する4つの特集展示エリアを設置する。
InnoVEXはICT/IoT関連のスタートアップ企業を集めたエリア。台湾や日本を含む23カ国から272社が参加する。今回のCOMPUTEXのテーマに合わせて、「IoTとビッグデータ」「Eコマース」「VRやAR(拡張現実)」「AIと破壊的テクノロジー」を持つ企業が集まったという。
ブースでの展示やデモのほか、出資や取引を希望する企業とベンチャー企業をつなくマッチング・ネットワーキングイベントやフォーラムも行われる。
SmarTEXはセキュリティ、スマートホーム・エンターテインメント、ウェアラブル、オートモーティブ(自動車)、3Dプリントやスマートビジネスソリューションに関する展示が行われるエリア。合計144社が出展するという。
iStyleはiPhone・iPad・iPod touchで公式に使える「MFi認証」を取得した周辺機器を集めたエリア。
iStyleエリアと後述のGaming & VRエリアは、InnoVEX、SmarTEXやフォーラムの会場とは少し離れた場所にあるTaipei Nangang Exhibition Center(台北南港展覧場)のHall 1に設置される。
Gaming & VRは、ゲーミングPCやVRに関する展示やイベントを行うエリア。最新のゲーミングPCだけではなく、グラフィックボード、ゲーミングアクセサリーやVRデバイスなどの展示を行う。
会期中にはPCパーツメーカーのZOTACが主催するeスポーツ大会「ZOTAC CUP MASTERS」の決勝トーナメント、PCのオーバークロックを競う「G.SKILL OC World Cup」やCyberMod主催のPCモディフィケーション大会「COMPUTEX Modding Challenge」といったPCゲーミング関連のイベントも行われる。
VR関連では、台湾National Palace Museum(国立故宮博物院)を得た展示を行う予定だ。
ITmediaでは、これから連日COMPUTEX TAIPEI 2017と関連イベントの記事を掲載していく予定だ。楽しみにしていてほしい。
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